わたしのにっき

実写版に思う　その２４　ゴッドハンド　輝　[まんが・アニメ・実写版] [編集]

私は、えーーーーーーーーーー　と叫んでしまいました。
今までのアメリカ批判、資本主義批判って実写化のことですけど。

私が興奮しているのは、TBSの新ドラマ「ゴッドハンド－輝」のことである。
TBS「ゴッドハンド輝」

ちなみにWikiではゴッドハンド輝 - Wikipedia

営利主義の波！
すでに足元から腰までどっぷり浸かってしまっているのは日本も同じであった。
このマンガも発売されている巻は全巻読んでいる。つまり私はファンなのである。
今回のドラマ、完全に設定が変わってますから。
人数を少なくする為にいろいろやるのはかまわない。男性が女性になったりもOKである。
しかしそもそも、原作マンガでの主人公　輝は、基本的におおらか、３枚目の天然ボケキャラである。
と私は読んだ。
このキャラが、一度患者の生命に係るような場面に会ったとき、集中力が極度に上がり、
生命を助ける。とこういう展開である。このギャップに魅力を感じるのです。

私はキャストの中でそれらしき人を探したがいない。
そして見つけたのがこの人である。
何でイケメンなんですか。誰が見てもイケメンでしょ。
カッコいい人が、カッコよく命を救う。明らかに主旨が変わっている。
（イケメンに対するひがみあるのかもしれない。いや、ひがみである。）
ああそうですか、視聴率ですか、内容と関係無くてもイケメンだしとけば、視聴率取れるんですか。
女子と女性が見るんですね。
やっぱり、主役のイメージが大きく変わるのは無理ではないだろうか。

そのパターン日本テレビで失敗してますから。
神の雫と銭ゲバである。主役にアイドルや話題の若手を使って宣伝したが、
内容は最後までぼろぼろで、落としどころが無く終わっている。結果最悪とまでいわれているそうだ。

何処のテレビ局も２匹目のドジョウを狙っている。このドジョウは「クロサギ」であると私は思っている。
何しろ映画化までもっていったのだ。すごいといえる。

もうむなしい。まだ演技を見てないじゃないか。と、お叱りを受けそうであるが、
根本的に間違っているものは間違っているのである。

まず医療という新しいジャンルが出来つつある。
いや、昔からあったという人がいると思うが、あえて言うと、
「リアル医療」という分野である。本物志向の医療ドラマである。
（あるとすると手塚先生の「ブラックジャック」であろう。）
これは執事ドラマや学園ドラマではない。

成功したのは「リアル医療」プラス「人間ドラマ」の「Dr.コトー診療所」であろう。
キャスティングなどは思わずうなってしまった。原作のマンガを越えた部分があった。
それだけ、吉岡秀隆さんと 柴咲コウさんがすごかった。

やや微妙であったが、成功したといえるのは１００％「リアル医療」の「医龍」である。
主役が微妙であったが、何とか２までもっていったのには驚いた。
私は医龍とこのマンガで、循環器外科、特に手術に素人にしては詳しくなってしまった。

この「ゴッドハンド　輝」も「リアル医療」が原作では大半を占めている。
新米医師としての地道な努力などがマンガでは描かれていた。
ここで、プラス「人間ドラマ」というとこらしいが。どうなることやら。
アメリカどころではない、日本でも規模が小さいながら、マンガの実写化が違う方向に進んでいる。