わたしのにっき

心からご冥福をお祈りいたします。　[スポーツ] [編集]

http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=spo&aid=p-bt-tp0-090614-0012

夜中、三沢選手がなくなられたことをソネットのトップページで知りました。

ノアのプロレスは地上波ではわずかな時間しか放送されていなかった。
そして地上波は打ち切りへと。
ショー化していくプロレスと、真剣勝負を前面に出す総合とにファンが吸収されていき、
プロレス、ジャイアント馬場から継承する「王道プロレス」。
視聴率が稼げなくなり、深夜枠へと移っていき、打ち切られてしまった。

お家騒動で、全日本プロレスではなくノアという団体を起こしたが、
三沢選手は社長であり、トップレスラーという２役をこなしていた。
事務方というか、社長業を代わりにやれる人を見つけられなかった、
任せられなかったというのが悔やまれる。
もちろん試合中の技が原因であったが、私には過労死のように思えた。
スポンサー獲得のためにあちこちに出向いていったように伝えられている。
連戦による肉体的な疲労の蓄積と、営業活動の精神的疲労の蓄積。
このことによる練習量の減少。悪循環で試合に臨んでいたようである。
そしてそれがプレッシャーになったのだと思う。

私は小学生の頃からのプロレスファンで、
こづかいを貯めて月刊ゴングを買っていた。
テンションＭＡＸはミルマスカラスが来日した時であった。
そしてジュニアヘビー級という階級が注目され、
真剣勝負的な試合内容となった。
そこで登場したのが、タイガーマスクである。
後、２代目タイガーマスクとなったのがこの三沢選手であった。

ノアプロレスの売りは、受身に裏打ちされたより危険な技の応酬にあると思う。
より危険な角度、より高い位置からの投げ、合体による重い投げ・・・・・・・
それらを受けきっていく。
（特に三沢選手は受身の天才とも言われている選手である。）
ただトップにい続けるにはこれらはやむをえないことであった。
常に新しい技の研究、新しい技の受身、去年より新しい技を、より受身の取りにくい技を・・・

ほんとうに残念であるが・・・・・
三沢選手どうもありがとう。お疲れ様でした。
心からご冥福をお祈りいたします。

YouTube上に散らばるプロレス動画を見るなら
プロレス動画-鬼-
右側のリスト上から５番目が三沢選手です。